2008/03/15
はい、どうも皆様こんばんは秋風です。
お知らせなのですが、ちょっとSSの方が思うように進みません…(泣)
最近ネタが尽きたんじゃないかと思う今日この頃のあちきです。
と言うわけで気分転換と言うより自分にプレッシャーをかけつつ苦手な詩的表現(?)を練習してみようと思うのです。
で、ですね折角なので今見てくださっている方にちょっとおまけ程度にSSを書いてみようかなと…
何処までやれるかどうかはわかりませんw運と閃き次第ですw
現在22時半ですのでこれからちょっと外に出て雰囲気作ってきまして、そうですね
24時までに一つ詩っぽいSSを書いてみようと思います!><ちょっと緊張気味ですw
ではまた後ほど!
濃紺の空が堕ちて来て
照らしていた灯りが一つまた一つと消えれば
音も消えやがてこの街は常夜に抱かれる
辺りを見回しても誰も、何も、自分さえも感じられない
いつも隣で聞こえていた
自分より少しせっかちな足音が、ふと脳裏をかすめる
刹那に零れ落ちた涙を風が枯葉を舞い上げてさらっていく
今の自分には何も残っていない
何も無い…
笑わない自分の隣で、寂しそうにいつも微笑んでいた君は
もう居ない
部屋に戻って瞳を閉じれば
もう涙は零れない
甘いまどろみに身を寄せて
儚い夢を通り過ぎれば、また
暗い朝が出迎えてくれる
明かりを求めている訳じゃなく
温もりが欲しい訳じゃなく
ただ、何も考えず煙草に火を点けて
ジジジと紙が焼ける音が後悔を
ゆらりと漂う紫煙が君を
薄明かりな朝の冷たい空気に溶けて消してくれたら
新しい夢(せかい)が現実(ここ)に生まれて
新しい自分が息づき始めるのに…
君を束縛して、ほんの少しの優越感に浸って
ただ傍に居るだけで好きだと言えてしまうのなら
もう二度と会うことは無いけれど
最後に言うよ
ごめんね
沢山の世界(ゆめ)を
ありがとう
そう呟きながら溢れる涙に再び目を閉じる
「おじゃましま〜すなの♪」
声と共に何かがプロデューサーの足に触れた。
「うわあああああああああああああああああああああああっ!?」
驚きのあまりプロデューサーは目の前にあったそれを思いっきり突き飛ばした。
「きゃあっ!?いったぁーい!」
視線の先には突き飛ばされた美希がお尻をさすりながら痛みを訴えていた。
「美希?どうやってここにっ!?」
ガバッとシーツを巻くり上げてプロデューサーは飛び起きた。
「あいかぎくれたじゃん?いつでも来ていいよって。忘れちゃったのー?」
少し怒り気味の表情で美希は涙目をプロデューサーに向ける。
「それは…そうだけど。何もこんな時間に…」
プロデューサーは美希を起こすとベッドに腰掛けた。
「だって…。逢いたくなったんだもん…」
そう言うと美希は床にペタンと座り込んで小さく頬を膨らませた。
その仕草と率直に答える美希の言葉が堪らなく可愛かった。
「だからって、何もこんな時間に…」
時計の針は午前4時半を指している。
「ハニー。ミキ、寒いよ…」
当然である。
美希はひんやりした床に座っているだけでなく身に着けているのは下着とそれを覆い隠す様な
サイズの合わないTシャツ一枚だった。
「服を着なさい!」
目のやり場に困りながらプロデューサーは言った。
「服はこれでいいの!でも、ミキは寒いの!ねぇ、ハニー?」
無茶苦茶な理由と懇願する様な視線でプロデューサーは美希の意図を読み取る事が出来た。
やれやれといった感じで小さく溜息を点く。
「はぁ…いいよ、おいで」
「アハッ☆やったやったやったぁ♪」
プロデューサーが優しく言うと美希は嬉しそうに目を細くしてプロデューサーを背もたれにする様にして
足の間に腰掛けた。
美希の茶色いくせっ毛がぴょんと震えると微かに甘い香りがプロデューサーの鼻腔をくすぐる。
プロデューサーは包み込む様にシーツを上から羽織り抱き締めると美希の肩に顎を乗せた。
「これでいい?」
「いいよ♪ありがとうなの、ハニー」
甘える子猫の様に頬を摺り寄せながら美希は微笑んだ。
「どういたしまして」
美希の髪を優しく撫でながらプロデューサーも笑みを零した。
「うぅ…流石にキ、キンチョウすすするかな…」
美希はステージの袖から幕にしがみつく様にして客席を覗いていた。
見ると足元がカタカタを音を立てそうな位震えている。
「美希」
「ななななぁに?」
呼ぶとプロデューサーは振り返った美希を何も言わずに抱き締めた。
「あ、ハニー…」
美希はプロデューサーの胸に頬を当てて静かに瞳を閉じる。
震えていた肩が徐々に納まってきた。
「俺がついてるからな」
「うん♪」
「ちゃんと出来たら、終わってから二人で過ごそうな」
「ほんと?約束だよっ?」
「いいよ、ほらっ!」
くるりと美希を振り返らせるとプロデューサーはトンと美希の背中を軽く押した。
「いっておいで、俺達でステージを作り上げよう!」
プロデューサーが微笑むと美希も負けじと笑顔を向けた。
「うん!行ってくるね♪」
美希の駆けて行く姿をプロデューサーは見つめていた。
そう
君はもう振り返らないでいい
まっすぐに
あの時を思い出さないでいい
気持ちのままに
新しい世界を作り上げよう
きらめく夢(ステージ)を
これからも、ずっと二人で…
美希が大歓声に包まれている中プロデューサーは会場を後にして
カチンとジッポを鳴らし、煙草に火を点けた。
ジジジと紙の焼ける音
ゆらりと漂う紫煙が
暖かい春の柔らかな風に溶けて消えて行った。
あとがき
はい、えぇ一発もの読んでいただき有難うございました。
如何でしたでしょうか?
流石に時間制限付きと言う事もあり、どうしようか迷ってる時間も無くちゃんとSSと言える物になっているか心配です…
とりあえず外に出て寒気にさらされながら煙草を吸っていて何気なく空を見上げたら雲一つない綺麗な紺色をしてたので
これで行こうと思いました。
最初は流れから千早の弟の話しにしようかなぁと思ったんですけど途中で煙草がなんとなくひっかかったので
プロデューサーがアイドル達と出会う前の失恋話しに方向を進めてみました。
ま、でも即興って言うのも斬新な感じがしてあちきなりにも少し視野が広がったような気がします><
今途中のSSが時間かかりそうなので合間のおまけ程度で考えていただけると嬉しいです。
また機会がありましたらやってみようと思いますw